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【ソフトバンクグループ】債券予備格付新規:BBB(劣後) ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0386

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16- D- 0386 201 6 年 8 月 2 4 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

バン

株式会社

(証券コード:9984)

【新規】

債券予備格付(期限付劣後債) BBB ■ 格付事由

【発行体概要】

同日付のクレジット・モニター解除のリリースを参照。

【証券の格付事由】

本証券の予備格付を長期発行体格付から 2 ノッチ下とした。

J C R では、劣後証券を含むハイブリッド証券の格付において、①繰延条項に基づき利息・配当が繰延べら れる可能性が「デフォルト(債務不履行)」に陥る可能性よりも通常高いこと(繰延べの可能性)、②一般債務よ りも発行体破綻時の請求権順位が劣後しており、回収可能性が低いこと(劣後性)―に着目している。

発行体破綻時における本証券の請求順位は最優先株式と同等で全負債(本証券を含む本証券と実質的に同 順位の劣後債務を除く)に劣後する。また、利払いに関して任意停止条項が定められている。利払いが停止さ れる可能性は、発行体の財務状況などを勘案すると現状低いと J C R ではみている。このような劣後性と繰延 条項を勘案し、長期発行体格付とのノッチ差を決定した。

【証券の資本性評価とその事由】

本証券の資本性は「中」、「50」に相当すると判断した。

J C R では、ハイブリッド証券の資本性評価にあたり、「元本の償還義務、満期がない点」、「配当の支払い 義務がない点」、「破綻時の請求権順位が劣後している点」を勘案している。

発行体が予定している本証券の満期までの期間は 25 年または 27 年の長期となっている。一方、発行から 5 年または 7年経過後の時点から発行体は本証券の繰上償還(コール)が可能となり、場合により当該時点 には金利ステップアップも発生する。また、当該時点では満期までの期間が 20年を切るためJ C R では本証 券の資本性評価を引き下げる可能性がある。これらの要素を踏まえれば、当該時点以降における発行体の繰 上償還のインセンティブは無視できない。しかし、金利のステップアップ幅は満期までの期間を通じ最大で も 30bpと小幅である。また、本証券にかかる発行登録追補書類中には発行体によるリプレイスメント(借 り替え)の意図を表明したリプレイスメント文言が記載される予定である。

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がリプレイスメント表明のない過去の劣後性調達についても、劣後性商品で借り替えている実績があること ―などが反映されている。

利息については、強制停止条項を備えないことが普通株との類似性を弱めている。しかし、任意停止条項 が定められており、ストレス時には利息を停止しうるメカニズムは備えている。これら償還期限や利息停止 にかかる仕組みに加え、破綻時における請求権がシニア債務より劣後していることなどを勘案している。

(発行体担当)千種 裕之・本西 明久 (ハイブリッド証券担当)炭谷 健志・杉浦 輝一

■ 格付対象

発行体:ソフトバンクグループ株式会社 【新規】

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 予備格付

第 1 回利払繰延条項・期限前償還条 項付無担保社債(劣後特約付)

未定 2016 年 9 月 16 日 2041 年 9 月 13 日

未定 (注 1)

BBB

(注 1) 2021 年 9 月までの利払日においては、年 2.9∼3. 1%を仮条件とする固定金利。その後は 6 ヵ月ユーロ円ライボ ーに条件決定時の上乗せ金利とステップアップ金利を加えた変動金利。ステップアップ金利は最大となる 2036 年 9 月の利払日の翌日以降で 0.3%を予定。

繰上償還 : 発行後 5 年経過後の繰上償還

税制事由・資本性変更事由による繰上償還 買入

リプレイスメント : 発行登録追補書類中に意図表明を記載する予定 利息任意停止 : 発行体の裁量で可能

累積・非累積 : 累積

請求順位 : 全負債(本証券を含む本証券の同順位劣後債務を除く)に劣後し、最優先株式と同等

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 予備格付

第 2 回利払繰延条項・期限前償還条 項付無担保社債(劣後特約付)

未定 2016 年 9 月 16 日 2043 年 9 月 16 日

未定 (注 2)

BBB

(注 2) 2023 年 9 月までの利払日においては、年 3.4∼3. 6%を仮条件とする固定金利。その後は 6 ヵ月ユーロ円ライボ ーに条件決定時の上乗せ金利とステップアップ金利を加えた変動金利。ステップアップ金利は最大となる 2038 年 9 月の利払日の翌日以降で 0.3%を予定。

繰上償還 : 発行後 7 年経過後の繰上償還

税制事由・資本性変更事由による繰上償還 買入

リプレイスメント : 発行登録追補書類中に意図表明を記載する予定 利息任意停止 : 発行体の裁量で可能

累積・非累積 : 累積

請求順位 : 全負債(本証券を含む本証券の同順位劣後債務を除く)に劣後し、最優先株式と同等

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 予備格付

第 3 回利払繰延条項・期限前償還条 項付無担保社債(劣後特約付)

3, 500 億円 2016 年 9 月 30 日 2041 年 9 月 30 日

未定 (注 3)

BBB

(注 3) 2021 年 9 月までの利払日においては、年 2.9∼3. 1%を仮条件とする固定金利。その後は 6 ヵ月ユーロ円ライボ ーに条件決定時の上乗せ金利とステップアップ金利を加えた変動金利。ステップアップ金利は最大となる 2036 年 9 月の利払日の翌日以降で 0.3%を予定。

繰上償還 : 発行後 5 年経過後の繰上償還

税制事由・資本性変更事由による繰上償還 買入

リプレイスメント : 発行登録追補書類中に意図表明を記載する予定 利息任意停止 : 発行体の裁量で可能

累積・非累積 : 累積

請求順位 : 全負債(本証券を含む本証券の同順位劣後債務を除く)に劣後し、最優先株式と同等

【参考】

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格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 8 月 24 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:千種 裕之

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「通信」(2011 年 12 月 7 日)、「ハイブリッド証券の格付

について」(2012年 9月10日)、「ハイブリッド証券の資本性の評価について」(2006年9月 1日)、「国内事業法

人・純粋持株会社に対する格付けの視点」(2003 年 7 月1 日)、「持株会社の格付方法」(2015 年1 月26 日)とし

て掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) ソフトバンクグループ株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

なお、本件劣後債につき、約定により許容される利息の支払停止が生じた場合、当該支払停止は「債務不履行」

に当たらないが、J C R では債務不履行の場合と同じ「D」記号を付与することとしている。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

・ 格付関係者が提供した格付対象の商品内容に関する書類

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■用語解説

予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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